いつかあなたと会うために…

2015年6月、息子を自死で亡くしました。いつも前向きで、一生懸命に生きてきた息子が自らいなくなるなんて未だ信じられません。
助けてあげることができず、本当にごめなさい。こんなお母さんを許してください。

どうして何度も…

息子にお線香をあげに来てくれたり、お供え物をしに来てくれたり、とてもありがたいのですが、その度、息子の死を認識させられます。

息子の死を分かってはいるのですが、改めて感じさせられるのはとてもつらく、悲しいことです。


今私は、息子の自死が原因で、うつ病で会社を長期休職しています。

新年度となり、新しい支店長がくるらしく、私の休職理由を報告しなくてはいけないと言われました。

今月から復職希望ですが、産業医の面接を受けなければならず、またここでも息子のことを説明しなくてはいけません。

仕方のないことですが、何度も何度も息子の自死について説明したり、感じたりするのは本当に辛いです。


世間は、現実は、本当につらく苦しいです。

新年度

今日から新年度の始まり。


去年は息子も入社式でした。

我が子ながら、スーツ姿がかっよく、キラキラした息子が自慢でした。


それなのに今はもういない。

スーツだけ何着も残っています。


入社式のニュースを見ると涙が出ます。


去年に戻れるのなら、『仕事は他にもあるから嫌なら辞めてもいいのよ』と言ってあげたい。


多分毎年、新年度を迎えると思い出すのでしょう。


もう一度、息子のスーツ姿が見たい…

私の今の正直な気持ち

嫌なんです。息子がいないのが。


世界で一番大好きで大切にしていたあの子がいないのが、本当に本当に嫌なのです。つらいのです。


SOSにすら気づいてやれなかった私に、何か罰を与えてください。

その方が気持ちが楽です。


一生懸命生きてきた息子が、つらい思いをしていたのに、私はのうのうと生きている。

本当は私も死にたいのです。

先日、私が死んでしまったら、生命保険金が2人の子どもに入るような契約もしました。

でも、子どものことを考えたら死ねないです。2人の子どもにも会えなくなるのですから。


私はこれからどうすればよいのか、正直分かりません。


死ねばいいのか、生きていけばいいのか…


でも、本当に本当に息子がいないのが嫌で嫌でたまりません。

息子がいないのを認めたくないのです。